ステップ1. Vagrantを使って仮想マシンを立ち上げ、Railsを構築し、githubにpushする手順
- Vagrantのインストール
まずは、Vagrantをインストールしてください。以下のサイトから、OSに合わせたインストーラーをダウンロードして、インストールしてください。
https://www.vagrantup.com/downloads
- VirtualBoxのインストール
次に、VirtualBoxをインストールしてください。以下のサイトから、OSに合わせたインストーラーをダウンロードして、インストールしてください。
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
- Vagrantfileの作成
Vagrantfileを作成するために、コマンドプロンプトまたはターミナルを起動し、任意のディレクトリに移動します。Vagrantfileは、以下のように記述します。
Vagrant.configure("2") do |config|
config.vm.box = "ubuntu/bionic64"
config.vm.network "forwarded_port", guest: 3000, host: 3000
config.vm.provider "virtualbox" do |vb|
vb.memory = "1024"
end
end
これは、VirtualBoxをプロバイダーとして使用して、Ubuntu 18.04 LTSを起動する設定になっています。また、ホスト側のポート3000を仮想マシン側のポート3000にフォワードするように設定しています。
- 仮想マシンの起動
Vagrantfileを作成したディレクトリで、以下のコマンドを実行して仮想マシンを起動します。
vagrant up
このコマンドを実行すると、仮想マシンが自動的にダウンロードされ、起動されます。仮想マシンの起動には数分かかる場合があります。
- 仮想マシンへの接続
仮想マシンが起動したら、以下のコマンドを実行して仮想マシンに接続します。
vagrant ssh
これにより、仮想マシンにSSH接続されます。仮想マシンのコマンドラインが表示されたら、次の手順に進んでください。
- 必要なパッケージのインストール
以下のコマンドを実行して、Railsを実行するために必要なパッケージをインストールします。
sudo apt-get update
sudo apt-get install -y build-essential libssl-dev libreadline-dev zlib1g-dev libsqlite3-dev nodejs
- Rubyのインストール
以下のコマンドを実行して、Rubyのインストールに必要なパッケージをインストールします。
echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
rbenv install 3.0.1
rbenv global 3.0.1
これにより、rbenvとruby-buildがインストールされ、Ruby 3.0.1がインストールされます。インストールには数分かかる場合があります。
- Railsのインストール
以下のコマンドを実行して、Railsをインストールします。
gem install rails
これにより、最新版のRailsがインストールされます。
- Railsアプリケーションの作成
以下のコマンドを実行して、新しいRailsアプリケーションを作成します。
rails new myapp --database=postgresql
これにより、PostgreSQLをデータベースとして使用する新しいRailsアプリケーションが作成されます。
- データベースの設定
以下のコマンドを実行して、PostgreSQLをインストールします。
sudo apt-get install postgresql libpq-dev
インストールが完了したら、以下のコマンドを実行して、PostgreSQLにログインします。
sudo -u postgres psql
以下のコマンドを実行して、新しいユーザーとデータベースを作成します。
CREATE USER myapp WITH PASSWORD 'password';
CREATE DATABASE myapp_production OWNER myapp;
11. 準備
postgresやgemで定義したプログラムが使えるようするためインストールします
cd myapp
bundle install
続いて postgresユーザを作ります。
sudo -u postgres createuser -s vagrant
続いて、データベースが存在することを確認してください。次のコマンドを使用して、データベースが存在するかどうかを確認できます。
bin/rails dbconsole
上記のコマンドを実行すると、PostgreSQLのインタラクティブなシェルが開きます。そこで、次のコマンドを実行して、データベースが存在するかどうかを確認できます。
\l
データベースが存在しない場合は、次のコマンドを使用してデータベースを作成できます。
bin/rails db:create
データベースが存在する場合は、config/database.yml
ファイルが正しいことを確認してください。データベース名が正しいか、データベース接続の設定が正しいかを確認してください。
12. アプリケーションの起動
以下のコマンドを実行して、作成したRailsアプリケーションを起動します。
これにより、Railsアプリケーションが起動されます。ホスト側のブラウザで、http://localhost:3000にアクセスしてRailsのデフォルトページが表示されることを確認してください。
- ローカルでGitリポジトリを初期化する。
cd /path/to/rails_app
git init
- Gitリポジトリに全ての変更を追加する。
$ git add .
- 変更をコミットする。
$ git commit -m "Initial commit"
- リモートリポジトリを追加する。
$ git remote add origin https://github.com/<user>/<repositry>.git
- ローカルの変更をリモートリポジトリにプッシュする。
$ git push -u origin main
上記の手順で、ローカルの変更が指定のGitHubリポジトリにプッシュされます。